保湿

隠れ乾燥肌

2010年04月26日しみケアコメント&トラックバック(0)

「しみケア=美白」と思っていませんか。
じつは肌の老化の危険度は、しわ、たるみ、しみとなっています。
ブランド化粧品各社は口を揃えて美白コスメばかりを取り上げて、しわやたるみのリスクは以外に軽視されています。
特に夏のスキンケアはどの化粧品も美白が主流。
ですが本当の問題は、隠れ乾燥肌なのです。
隠れ乾燥肌は夏に急増します。
見た目はテカっているのに肌の内部では乾燥しているというのが隠れ乾燥肌の特徴です。
汗や皮脂の分泌が多い季節は、さっぱりスキンケアになりがちですが、実はそんなときこそ保湿が大切。
乾燥しがちな季節には皮脂を多く分泌することで、肌は乾燥から守ろうとしはじめるのです。
見た目がオイリーだからといって「潤いは足りている」なんて勘違いしてはいけません。
UV対策や美白のことで頭が一杯で慢性的な隠れ乾燥肌になってはいませんか。
しわやたるみは、一度現れてしまうと改善するのは難しくなってしまうので、一年を通して手抜きはできません。
防ぐ一番の方法は、やはり保湿です。
しわ、たるみ対策の保湿成分を多く含んだ保湿化粧品を取り入れ、肌を乾燥から守りましょう。
オイリー肌こそ、乾燥に対するケアが必要なのです。
過剰な皮脂の分泌で毛穴が開き、古い角質やほこりなどが詰まりやすくなっています。洗顔でしっかりケアしましょう。
はじめに人肌程度のぬるま湯で顔を洗い、余分な皮脂や汚れを溶かして落としましょう。
洗顔のポイントは密度の濃い泡で、決してこすらず、素早く、です。
肌へのダメージを最小限にするために手際よく洗い上げましょう。
洗顔料を十分に流したら、仕上げに冷水で2,3回顔を洗います。毛穴がキュット引き締まります。
洗面器に氷水を張って顔を浸してもいいでしょう。
どんなにベタ付くときでも化粧水は欠かしてはいけません。
さっぱりタイプのものを使うとよいでしょう。ただし、しっとりタイプのものに比べると保湿力が劣るものが多いので、より念入りなお手入れを心がけましょう。
冷蔵庫で冷やすのもおすすめです。洗顔後に冷たい化粧水をつけることで毛穴がキュット引き締まり、余分な皮脂の分泌を抑え、うるおいを閉じ込めます。
美白美容液は額や頬骨、こめかみ、鼻先、口元、顎先などしみができやすい部分を中心にピンポイントでしみを予防しましょう。
表情じわが出やすい、額や眉間、目尻から鼻の付け根、ほうれい線などにはしわ対策美容液をたっぷりとつけ、乾燥小じわやたるみが出やすい瞼・下瞼・目の下など目元や頬の広い部分には保湿美容液を馴染ませます。
顔をエリア分けすることで、美白と保湿を両面からしみ、しわ、たるみ、どれもあきらめない、隠れ乾燥肌のスキンケアが完成します。
隠れ乾燥肌を克服して、みずみずしい肌のしみケアを目指しましょう。

しみ対策

2010年04月08日しみケアコメント&トラックバック(0)

しみのできるメカニズムはお分かりになってきたと思いますが、では、できてしまったしみには、どう対処したらよいのでしょうか。
しみケアの方法をしっかりと知っておきましょう。
まず、しみの大敵は乾燥肌です。
特に冬場や夏の空調による室内の乾燥は、肌への大きなダメージを招きます。
乾燥すると肌の機能は衰え、日焼けがしやすくなり、シミそばかすができやすい状態になってしまいます。
また、乾燥はしわの原因でもあり、肌の老化を大幅に進めるので、保湿中心のスキンケアを必ず心がけましょう。
美肌の基本はいつもみずみずしく、柔らかな肌の状態を保つことです。
室内環境による乾燥対策におすすめなのは、暖房使用時には加湿器を併用するなどして一定の湿度を保つことです。
また入浴、洗顔後のケアが大切です。
保湿効果の入った入浴剤を使ったり、入浴後や洗顔後には肌に保湿液をぬったりましょう。
肌は乾燥し過ぎると、しわの原因になるだけではなく、皮脂欠乏性皮膚炎などの皮膚の病気になってしまうこともあるので、冬の肌の保湿対策は必ず念入りに行ってください。
皮膚科などでは肌に負担がかからない保険適用の外用薬も処方しているので、肌の乾燥でお悩みなら、一度受診してみてはいかがでしょうか。
加齢などによるしみ、くすみ、たるみなどは美容外科でも保険適用外ですが、レーザーやフラッシュランプ、ケミカルピーリングやイオン導入また超音波などによる治療もあり、特殊な塗り薬なども処方してもらえるので相談してみるのもよいでしょう。
ところでストレスでしみが増えるという事実もあります。
心がイライラすると身体もストレスを感じ、身を守るために副腎という腎臓の上にある臓器から「コルチゾール」というホルモンを分泌します。
体がストレスに対抗しようとして、男性ホルモンと似たようなホルモンを増やすのです。
このコルチゾールが多いと「しみが作られやすい」と言われていて、ストレスから肝臓の機能が弱まると頬骨から頬の中心にかけてと、額にかけてしみが出来やすくなります。
また、ホルモンバランスが乱れて女性ホルモンの働きが衰えてくると、眉毛の上あたりにしみが出来やすくなるとも言われています。
ストレスも、また、しみの大敵です。ストレスをためない毎日を心がけ、しみケアをしていきたいものです。