しみケア

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しみ治療

2010年04月10日しみケアコメント&トラックバック(0)

しみの出現は肌の老化をあらわすサインの一つと言われています。
しっかりとしみケアをせず、若い頃に無防備に紫外線を浴びてしまったつけが肌の老化と共にしみとなって現れてきます。
また、しみといってもその種類はさまざまで、先天性のあざやそばかす、後からできた、後天性の肝斑や老人性色素斑もあり、症状にあった治療法を選択しなければなりません。
最近よく耳にする肝斑というしみの原因は、女性ホルモンの影響や洗顔、または化粧によっておこる摩擦が原因となる慢性の炎症や紫外線の影響などだと言われていますが、はっきりとした原因は不明です。
これらのしみには光治療やレーザー治療など、内服薬や塗り薬を併用した治療が効果的といわれます。
QスイッチYAGレーザーは、医療行為として医療機関などで利用できる治療機器です。
Nd:YAG・ルビー・アレキサンドライトなどが、それで非常に短い時間レーザーが照射され、熱が発生せずに目的のものを光のエネルギーだけで除去します。
しみやアザ・入れ墨をとるには効果的ですが、熱を発生する必要のある脱毛などはできません。
これはしみやあざのメラニン色素によく吸収されるレーザーで、特殊なシャッター装置によって照射時間を短くし、周囲の皮膚へのダメージを最小限に抑えます。
このため治療によっての傷跡が残ることもほとんどありません。
施術は照射面積にもよりますが、照射している時間はだいたい1~2分です。
レーザー治療ではQ-YAG、Q-ruby、Q-alexなどは、基本的に1回の治療で終わりますが、フラッシュランプ系の治療機は低刺激なので、複数回の治療が必要になります。
数が多いしみの場合には全体的にフォトフェイシャルを行ってから、どうしても気になる部分だけレーザーを行います。
逆に1つだけという場合は、レーザー治療のみを行うことが多いようです。
治療は基本的には1度で行われますが、その後のケアは大切で、保湿を十分に行い刺激や紫外線には注意する必要があります。
照射から6ヶ月くらいは炎症が起こりやすいので、美白剤(塗り薬や飲み薬)との併用なども必要な場合があります。
6ヶ月以上も薄く残っている場合には、再度レーザー照射を行う必要もあります。
またレーザー治療によっては軽度な痛みがある場合もあります。
塗り薬と茶色テープで照射部分の保護をします。
また治療は、保険診療の適応のない場合が多く、医療行為を伴ったしみケアは自費診療になります。

しみの種類

2010年04月09日しみケアコメント&トラックバック(0)

一概にしみといっても種類が様々あります。でき方によって様々に現れ方や症状が違ってきます。
まず、「老人性色素斑(しみ)」は、日光性黒子とも呼ばれ、加齢や紫外線の影響でできる茶色い色素斑です。
しみの多くはこのタイプにあたり、発生当初は薄い茶色をしていますが、次第に濃くはっきりして目立ってくるのが特徴です。
何年も経つと隆起してくるものもあります。
また「雀卵斑(そばかす)」は、遺伝的に発生することが多く、鼻の周りを中心に散らばるようにできる小さい色素斑です。
遺伝性も強く、幼少期より現れてくることが多いようです。
紫外線の影響で濃くなる場合もあります。
最近良く耳にするのが「、肝斑(かんぱん)」と呼ばれるもので、頬の高い位置などに左右対称で現れ、地図のような形状をして広がるのが特徴です。
おもに女性ホルモンの乱れが原因できるとしみと言われています。
しみの現れる範囲も大きくなるので、しみケアで対処が難しいところかもしれません。
「色素沈着」はニキビ跡や傷跡などの炎症が茶色くなって残ったものです。
ふつうは数年で消えることが多いのですが、その間に紫外線を浴びることで濃くなる場合もあります。
ADMつまり後天性の真皮メラノサイトーシスは、老人性色素斑(しみ)とは違い、形がぼんやりとしていてグレーから青味を帯びた色素斑です。
通常、左右対称に両側の頬上部に発生しますが、他の種類のしみや肝斑と混在すると判別しにくくなります。
歳とともに増え続けるばかりのしみやくすみ。
これらしみの種類と特徴を考えて、適切なしみケアやしみ治療をすることが大切ですね。

しみ対策

2010年04月08日しみケアコメント&トラックバック(0)

しみのできるメカニズムはお分かりになってきたと思いますが、では、できてしまったしみには、どう対処したらよいのでしょうか。
しみケアの方法をしっかりと知っておきましょう。
まず、しみの大敵は乾燥肌です。
特に冬場や夏の空調による室内の乾燥は、肌への大きなダメージを招きます。
乾燥すると肌の機能は衰え、日焼けがしやすくなり、シミそばかすができやすい状態になってしまいます。
また、乾燥はしわの原因でもあり、肌の老化を大幅に進めるので、保湿中心のスキンケアを必ず心がけましょう。
美肌の基本はいつもみずみずしく、柔らかな肌の状態を保つことです。
室内環境による乾燥対策におすすめなのは、暖房使用時には加湿器を併用するなどして一定の湿度を保つことです。
また入浴、洗顔後のケアが大切です。
保湿効果の入った入浴剤を使ったり、入浴後や洗顔後には肌に保湿液をぬったりましょう。
肌は乾燥し過ぎると、しわの原因になるだけではなく、皮脂欠乏性皮膚炎などの皮膚の病気になってしまうこともあるので、冬の肌の保湿対策は必ず念入りに行ってください。
皮膚科などでは肌に負担がかからない保険適用の外用薬も処方しているので、肌の乾燥でお悩みなら、一度受診してみてはいかがでしょうか。
加齢などによるしみ、くすみ、たるみなどは美容外科でも保険適用外ですが、レーザーやフラッシュランプ、ケミカルピーリングやイオン導入また超音波などによる治療もあり、特殊な塗り薬なども処方してもらえるので相談してみるのもよいでしょう。
ところでストレスでしみが増えるという事実もあります。
心がイライラすると身体もストレスを感じ、身を守るために副腎という腎臓の上にある臓器から「コルチゾール」というホルモンを分泌します。
体がストレスに対抗しようとして、男性ホルモンと似たようなホルモンを増やすのです。
このコルチゾールが多いと「しみが作られやすい」と言われていて、ストレスから肝臓の機能が弱まると頬骨から頬の中心にかけてと、額にかけてしみが出来やすくなります。
また、ホルモンバランスが乱れて女性ホルモンの働きが衰えてくると、眉毛の上あたりにしみが出来やすくなるとも言われています。
ストレスも、また、しみの大敵です。ストレスをためない毎日を心がけ、しみケアをしていきたいものです。

UVカットコンタクトレンズ

2010年04月07日しみケアコメント&トラックバック(0)

紫外線の目へのケアとしては、肌へのしみケアと同様に日差しを避ける方法として、帽子を被ったり、サングラスをしたり、UVカット機能のコンタクトレンズを使う方法があります。
しかし、サングラスではレンズの材質がプラスチックの場合や、色がついているだけのものでは紫外線は通過してしまいますから、まぶしさを取り除くだけでなく、ちゃんとUV加工がしてあるものを選びましょう。
コンタクトレンズは、サングラスに比べて直接角膜の上にのせて覆っているのでUVカットの効果は高いとも考えられています。
ただ、まぶしいのと紫外線量が多いのと混同している人も多いようですが、まぶしいのは光量が多い為ですから、紫外線が少なくてもまぶしく感じます。
多少曇っていても紫外線量は多いこともあるので、油断は大敵です。
逆に、UVカット機能付のコンタクトレンズを装用していても、サングラスのようにまぶしいのを押さえてくれることもありません。
各社めがね・コンタクト用品メーカーでは、UVカットメガネやUVカットコンタクトレンズが種類豊富にそろっています。
コンタクトレンズメーカーの大手「ジョンソン・エンド・ジョンソン」は全てUV使用になっています。
「シード」の1日使い捨てタイプ、ワンデーピュアは、日本初の国内生産で、UV機能に加えて潤い成分がプラスされています。
また、2週間使い捨てタイプの2ウィークピュアもサイズが13.8mmのものと14.2mmのものがあり、装用が不得手な人や、違和感のある人にもお奨めです。
-16.00の強度まで製作しているので、近視が強い人でも対応してもらえます。
「チバビジョン」のプレシジョンUVやハードコンタクト、また旭化成アイミーのサプリームも定番のハードコンタクトレンズです。
「メニコン」のメニコンZもUVカット使用で両面非球面設計の高酸素透過性が特長のレンズです。
同じく、メニコンのセレストはZの素材を流用した、デザインに変化のある新商品です。メニフォーカルZも遠近両用レンズです。
自身のタイプやシーンに合わせて、賢く選んでみてください。
肌へのしみケアだけではなく、目もしっかりと守りましょう。

目の紫外線ダメージ

2010年04月06日しみケアコメント&トラックバック(0)

しみケアのためには、顔だけでなく目にも紫外線を浴びないことも大切です。
目に大量に紫外線を浴びると、白内障になりやすいとはいわれていますが、紫外線のダメージは、目の疾患だけというわけではありません。
目に紫外線を浴びただけで実際にメラノサイトが活性化してしまうという研究結果もあるそうです。
なぜなら、目に紫外線が当たると目の細胞にダメージが生じます。そのダメージに反応して、脳に「メラニンを作れ」という指令が肌に出されるのです。
その結果、肌には紫外線が当たっていなくてもメラニンが作られてしまうのです。
ですから、目にもUVカットをする必要があるのです。
色素の薄い欧米人がサングラスをかけるのも、この対策の為かもしれませんね。
コンタクトレンズを選ぶときには、できるだけUVカット効果のあるものにし、サングラスもUVカット効果のあるゴーグル型を選ぶのがよいでしょう。
UVカット効果のない、ただの色付きサングラスは、 瞳孔が開いて余計に紫外線を浴びることになりますからおすすめできません。
また、せっかく顔に日焼け止めを塗っていても体には塗り忘れたということもよくあると思います。
しかし、ボディが日焼けするだけでも、顔のシミは濃くなってしまうので要注意です。
顔にUVカットのケアをしていても、手足などが紫外線に当たると、やはりメラノサイトを活性化させてしまい、神経伝達物質が体内で発生して、それが血流に乗って全身をめぐってしいます。
目、同様、紫外線を浴びる隙のないようにしましょう
ところで、一般的に紫外線と呼ばれるものはどういったものなのでしょう。
太陽光のなかには人が目で見て感じ取れる可視光線と、なかなか感じ取ることのできにくい赤外線・紫外線があります。
波長の短いのが紫外線ですが、その中でも波長の長さによって「UV-A」、「UV-B」、「UV-C」に分けられます。
UV-Cは大気層(オゾン)に吸収され地表には届きません。
UV-Bは、ほとんどは大気層(オゾン)に吸収されますが、一部は地表に届き、眼や皮膚に有害となります。
UV-AはUV-Bほどの影響力はありませんが長時間浴びると良くないと言われています。
日本では、紫外線量は太陽が真上に来る、春から夏にかけて増加し、6月から8月が一番強くなります。
又、空気が薄くなると紫外線の量が増えので、高地の方や紫外線反射が強い雪や砂のある海や冬の山のほうの影響が強くなります。
レジャーを楽しむときにも、顔だけでなく、ボディも目も、忘れずにしみケアすることが大切ですね。

SPF効果

2010年04月05日しみケアコメント&トラックバック(0)

しみケアの必需品、日焼け止め。
ちなみに化粧下地と日焼け止め、先に塗るのはどちらが知っていますか。
日焼け止めの目的は、紫外線から肌を守ることです。したがって単純に目的から考えてみると、先に日焼け止め、そして化粧下地、ファンデーションという順番になります。
下地効果もある日焼け止めなどもありますので、お使いの製品の目的や役割を確認しましょう。
また“乳液タイプ”の日焼け止めというのもありますが、これは日焼け止めです。
肌に広がりやすいように乳液状にしてあるだけで、スキンケア(基礎化粧)の乳液とは違います。
乳液というだけで、夜のお手入れ時にも乳液タイプの日焼け止めを使っている人が時々いるようですが、日焼け止めはあくまでも紫外線から肌を守るためのものなので、肌へのダメージもあるので不要な時には肌にのせないほうがよいのです。
役割を確認して、必要なケアを必要なタイミングでしましょう。
また日焼け止めには必ず明記されているSPF値とPH値ですが、SPF値の高いアイテムの方が紫外線カットできるように思われがちですが、実際の数値はどれぐらいが一般的なのでしょう。
日本ではSPF値表記は50までと制限されています。
SPF値の数値が高ければ高いほど、またPA値の「+」が多いほど、紫外線をカットする力が高いのは確かですが、これはあくまで機械的に測定したもので、ただ数値が高いものを使えば大丈夫というわけではありません。
むしろ重要なのは数値の高さよりも、肌全体をムラなくカバーしていることなのです。
きちんと塗れていない部分があれば、そこからどんどん崩れていくので、肌全体を守らなければ意味がありません。
汗や皮脂で化粧崩れが起きるように、時間が経つと日焼け止めも落ちてしまうので、3~4時間に1回くらいを目安に塗りなおすことが大切です。
ひとつ素朴な疑問ですが、SPF値は足し算できるか、ということです。
SPF25の化粧下地とSPF15のファンデーションをつけると、このときのSPF値はいくつのなると思いますか?
例えば日焼け止めがSPF25というとき、日焼け止め効果のある下地はSPF15だから、両方つければSPF40? とついしてみたくなりますが、残念ながらそうではありません。
この場合、マックスでもSPF25までの効果となるのです。
ただ、アイテムを重ねることがまったく無意味なわけでもありません。
そもそも数値だけでいうと、SPF25もあれば計算上は8時間の日焼け止め効果があるわけですから、日焼け止めと下地、日焼け止めとファンデーションを重ねることで、よりしっかりとベールをかけることができるのです。
また下地効果で崩れやムラを防ぐことができ、結果的に、紫外線から肌を守る効果はアップします。
あまり数値ばかりにとらわれず、密着度を高めるとか、塗りなおしのしやすさなどを優先してしみケア用品を選ぶとよいですね。

日焼け止め

2010年04月04日しみケアコメント&トラックバック(0)

しみケアの第一歩は紫外線対策です。
紫外線対策といえば、ほとんどの人が日焼け止めを思いつくのではないでしょうか。
その日焼け止めにも二種類あるのをご存知ですか。
紫外線への対処の仕方から、大きく分けて「紫外線吸収」と「紫外線散乱」があります。それぞれに成分と特長が違います。
紫外線吸収剤は、肌の内部に紫外線が入らないようにと、表面で紫外線を“吸収”してしまうものです。
そして吸収した紫外線をエネルギーに変えて放出し、内部への侵攻をブロックします。
紫外線防御力が高く、SPF値の高い製品には必須の成分です。
弱点は防御力が高い分、肌への負担も高くなってしまうことでしょう。
代表的な成分としては、メトキシケイ皮酸オクチルなどのケイ皮酸誘導体、ジメチルPABAオクチルなどのパラアミノ安息香酸誘導体、またt-ブチルメトキシジベンゾイルメタンなどのジベンゾイルメタン誘導体です。
紫外線散乱剤は、紫外線を乱反射させて、内部への侵入を防ぎます。特殊なカッティングを施した粉体が、紫外線を散乱させ、侵入を防ぎます。
防御力では紫外線吸収剤には劣りますが、肌への負担は少ないので、赤ちゃん用の日焼け止めや敏感肌用の製品で多く使用されています。
代表的な成分は酸化亜鉛や酸化チタンなどですが、「ノンケミカル」と表記されていることが多く、比較的判断はしやすくなっています。
日焼け止めの製品には、吸収剤か散乱剤のどちらかが使われていますが、両方が組み合わされている場合もあります。
肌質や使いやすさ、感触、紫外線対策を行うシーンや場所などの目的や好みに応じて選び、しみケアをしてください。

見えない紫外線ダメージ

2010年04月03日しみケアコメント&トラックバック(0)

しみの大敵、紫外線ダメージには、目に見えるものと見えないものがあります。
夏、ジリジリ痛いくらいの日差しの中へ進んで素肌のまま出ようとする人はいないと思います。
日焼け止めを使ったり、日傘や帽子をさしたり、なるべく日影を歩くようにしたりと、何らかの紫外線対策をして、しみケアをしていることでしょう。
では、室内や、車の中はどうでしょうか。
車通勤をしている人などは、窓を開けたら直射日光が辛いのでまず窓を閉めたりするのではないでしょうか。
そうすることで、ガラスのUVカット効果で多少直射日光の刺激が緩和されます。しかし、密閉された車内は暑く、エアコンを入れてしまいます。
車内が涼しくなると、つい紫外線に油断してしまい、「今、紫外線をめいっぱい浴びている」という意識は薄れていくものです。
この“無意識に浴びている”ということが要注意なのです。
紫外線を浴びたことで受ける“見えない肌ダメージ”、これはコラーゲンの破壊。
紫外線は肌のハリや弾力を担うコラーゲンを破壊します。コラーゲンが過剰に壊されると、たるみやシワができます。
赤くなるほど日焼けをすると、すぐに肌がつっぱってパリパリになります。この乾燥は、“見える”ダメージです。
日焼け後の炎症が治まって、ひと皮むけるとこの“見える乾燥”は和らぎますが、そこで油断してはいけません。
このとき肌の内部では着々と深部乾燥が進行しています。それは、肌に水分を蓄える力の低下。
これは、思いっきり日焼けをしたときだけではなく、日々無意識に浴びてしまっている生活紫外線によっても起こります。
ファンデーションが粉っぽくなるなど、見えない紫外線ダメージの黄色信号をしっかりと受け取ってください。
肌は無意識にたくさんのダメージを受け、しみは見えないところで進行していく、これが紫外線ダメージの一番怖いところかもしれません。
最近では、首の後ろまで保護するように作られた幼稚園児の帽子など、早くからの紫外線対策も見られるようになりました。
紫外線のダメージは、累積していきます。昔に日焼けをしたときに溜めこんでしまった「紫外線ダメージ」を、日々のお手入れでできる限り減らしていきたいものです。
紫外線ダメージ消化していくには、回復できる肌の力を養っていくことが必要ですが、人の自己回復力は年々低下していくものです。
しみケアには今のお手入れからまず少し見直して、受けるダメージを最小にする努力をしたいものです。

しみのでき方

2010年04月02日しみケアコメント&トラックバック(0)

しみを作る原因で真っ先にあげられるのが紫外線。もちろん紫外線を浴びれば、直接的にメラノサイトを刺激してメラニン(しみ)を作ります。
ですからしみケアとして、なるべく紫外線を浴びないとか、日焼け止めでブロックをするという手段をとるのです。
しかし、これだけではありません。例えば、肌を乾燥させるのもよくありません。
魚やワカメを天日干しすると乾きますね。肌も同じです。カラカラに乾いて、干上がった肌の表面はめくれあがり、傷ついて、ダメージを受けやすい状態にしてしまうのです。
また紫外線は肌を支える土台であるコラーゲンも破壊します。破壊が進めばシワの原因にもなりますし、新たな細胞を作り出すことができなくなります。
つまり新陳代謝が悪くなるのです。代謝が悪くなると、新たに肌が生まれ変わらなくなり、きれいな肌が保てなくなってしまうのです。
ところで、身体の細胞が、活発に活動して生まれ変わるのは1日の中でも特に夜です。
私たちの肌は睡眠中に疲れを癒して回復して、新しい細胞を作るという活動をしているのです。
「美肌のためには22時に眠る」とよく聞きますが、自分なりにできる範囲の生活リズムの中で心がけましょう。
「うっかり日焼け止めを忘れてしまった」や、「メイクしたまま寝てしまった」などうっかりしみの原因を作ってしまわないように。
また、人が持つ基礎体力はそれぞれ違いますが、肌にも影響します。
肌は身体の一部なので、身体が弱っている時は、当然肌も弱っています。
肩こりも、こるということは、体の血行が悪いということで、このときに、顔だけ血色がいいということはありません。
逆に、身体の調子が良い時やストレスがなく心身ともに調子がよい時は、肌のコンディションも良いはずです。
しみケアに重要なことは汗や皮脂が出やすく、肌や身体の基礎代謝を上げ、メラニンを排出できる肌の基礎体力(=身体の基礎体力)をつけることが大切です。

しみの正体

2010年04月01日しみケアコメント&トラックバック(0)

ある日突然発見してしまったしみ。ショックですよね。まさか自分には・・と思いつつ、しみケアの甘さをいまさらながら感じてしまうわけです。
日差し、つまり紫外線は浴びれば確実にしみになります。
ところでひとくちにしみというけれど、一体どんな種類があるのでしょう。
布地のしみにたとえて言うなら、洋服のしみやテーブルクロスのしみは、均一な色地の中で“浮いた状態”になっているものをさします。
ですから、目に付くし気になります。肌にできるしみも基本的には同じことなのです。
紫外線の刺激を受けて、皮膚のメラノサイトというところで作られたメラニンが、肌の細胞の中にどんどん送り込まれていきます。
ですが通常は肌の新陳代謝によって最後は垢としてはがれ落ちてゆくのですが、このメラニンが作られる量と、垢として体外に押し出されるスピードとのバランスが崩れると、メラニンが皮膚に残されてしまい蓄積し、しみの原因となるのです。
しみと表現しているものには、様々あります。
例えば、最近良く耳にする、「肝斑(かんぱん)」。
多くの女性が気にするいわゆるしみというのは、医学的には肝班(かんぱん)と呼びます。
年齢を重ねて出てくるしみの多くがこのタイプで、肝班は頬骨や目の周りに左右対称にできるのが特徴です。
原因は紫外線などの外的刺激だけではなく、女性ホルモンも影響すると言われています。
体内でメラノサイトを刺激する分泌物よく似た、女性ホルモンを出すという指令を与える分泌物が働くためだといわれています。
ストレスを感じるとしみができやすいのも、この女性ホルモンを出す分泌液の影響によるのかもしれません。
また顔全体に広がる「そばかす」は遺伝的な要素が大きく、時間がたっても薄くなったり、しみケアをしても目立たなくなったりするのは難しいといわれています。
しかし、消えないからといって諦めて美白ケアをしないでいると、そばかすもぼんやり広がったようになって結果、しみになることも多いのです。
もともとそばかすのある人は、皮膚の薄い人や色白の人が多く、メラニンの影響を受けやすいので、より慎重にケアすることが大切です。
外的原因で言えば「炎症性色素沈着」というのもあります。
靴ずれの跡やストラップの金具の跡などが、傷の治ったあとも茶色く変色して戻らなくなることはありませんか?
かすり傷の跡が、いつまでもそのままになっていて、もとに戻らなかったなど。
肌に炎症が起こると、メラノサイトのはたらきは活発になり、メラニンが大量に作られて、しかし代謝が悪く押し出しきることもできなくなって、結果色素沈着を起こします。
これも立派なしみなのです。自己回復力の低下がしみを作ってしまうこともあります。
色素沈着というと、アイメイクなどの化粧の色素が肌に染み込むことだと思っているかもしれませんが、しみは肌の内側からできるもので、化粧品そのものの影響というよりは、ブラシや粒子が肌を刺激することによって肌の内側でメラニンが作られ、シミを作る結果を残すのです。
しみの予備軍は、しみをつくりやすい肌状態の表れということが言えます。
だからといって発見したしみにネガティブになるのは全くの悪循環。
しみ予備軍の存在を知った事で、生活を振り返ったり、その後の対策のきっかけにしたりしましょう。

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