リーマンショック

ニュージーランドドル円

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FX用語として、ニュージーランドドル円も是非その内容を把握すべき組み合わせです。
意味自体は、FX用語としてはとてもシンプルです。
単純に、ニュージーランドドルと円の組み合わせというだけですし、FXにおいては基本の一つと言えます。
FX用語に連ねるくらい、メジャーな組み合わせなのです。

問題は、この組み合わせ、つまりニュージーランドドルが現在どういった推移をたどっており、将来どうなるかという点ですね。
2008年、リーマンショックによってアメリカだけでなく全世界の金融が揺れました。
それこそ、世界的な大地震だったと言えるくらいです。

実はこのニュージーランドドル、高金利の通過として知られているのと同じように、世界的なニュースの影響を受けやすい通貨としても知られています。
ですので、世界的なニュースであるリーマンショックの影響を受けやすいのでは、という懸念がなされていました。

ではそれが本当かどうか、2008年のニュージーランドドル円の推移を見てみましょう。
年があけて直ぐ、この通貨は88円まで伸ばしています。
その後は落ち着きを見せ、7月末まで80円前後で推移しています。
そこからやや値を落としますが、9月になるとまた上昇に傾きます。
そして、9月15日、正式にリーマン・ブラザーズの破綻が決定してからは、すさまじい勢いで落ちています。
やはり、リーマンショックの影響は大きかったようですね。

ただ、影響を受けやすいという事は、好景気に傾いた時に最も跳ね上がりやすい通貨ともいえます。
下がりきった今が買い時かもしれません。

リーマンショック

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FX用語というのは、FXに関する様々な専門用語のことですが、今後新たに定着しそうなFX用語が2008年に生まれました。
それは、「リーマンショック」です。
このリーマンショックとは、アメリカで2番目の規模を誇る証券会社「リーマン・ブラザーズ」が2008年9月15日に事実上の破綻をした事で、アメリカはおろか世界経済が大混乱に陥った一幕の事を指します。
これによって、世界各国の株式市場、そして為替市場が大打撃を受けました。

何故、アメリカの証券会社の破綻が日本を始め世界各国に大きな影響を与えたのでしょう。
それにはまず、サブプライムローンが大きく関わっています。
このサブプライムローンというのは、アメリカが低所得者向けに行ったローンだったのですが、住宅の価格の上昇が止まったことなどが問題となり、アメリカ経済を狂わせた要因の一つと言われるようになった一連の騒動です。
そのサブプライムローンで貸付をしていた「リーマン・ブラザーズ」が倒産した事で、サブプライムローン問題の再燃を危惧した投資家が売り注文を殺到させ、ドルにおける対円、対ユーロといったところが値下がりを起こしました。
その後、ドルに対しての不安は一層広がり、日本やヨーロッパ国内における海外の投資家も現金確保のために売り注文を出し、値下がりがおき、これを見た国内投資家も売り注文を殺到させた、というのが主な流れです。
負の連鎖と言って良いでしょう。

こういった流れが起きてしまったことで、世界各国の為替市場は9月下旬以降、大きく値を下げました。
日本円の組み合わせを例にしてみると、アメリカはもとより、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、 英ポンド、カナダドル、スイスフランと、主要どころは全滅といった状況です。
株は勿論、FXにおいてもリーマンショックは非常に大きな損害を与える騒動となりました。
FX用語にリーマンショックが加わる事は間違いありません。