モダン

インテリア グリーン

2009年12月19日インテリア コーディネートコメント&トラックバック(0)

殺風景な場所なのに一鉢のグリーンがあるだけで、ほっとした和んだことはありませんか?
グリーンは他のインテリア小物とは違い、命あるものなので、私たちを癒してくれる力を持っています。
それでいてピリッとしたスパイスのような役目を果たしてくれるのが、インテリアグリーンの存在です。
インテリアグリーンは成長を楽しむのもひとつですが、様々なフォルムを持ったものがあり、それを植える器も色々とあるので、置き方によっては空間に効果的なアクセントを加えることができます。
同じように白い器に植えられたグリーンがあっても、植物の持つ表情によって、全く違った印象を受けるものです。
丸い葉をもった植物はモダンな空間にも和室にも合います。
細い葉を持つ植物は、その動きを楽しめるよう広い空間に思い切り手を伸ばすように配置すると空間にも広がり感が出ます。
くつろぐ空間には最近よく見かけるシダ植物の一種リュウビンタイなども適しています。
1枚の葉だけでも充分存在感があり、独特な雰囲気のある植物で、アジアンテイストのインテリアにも良く合います。籐のカゴ等の鉢カバーを使ってみるといいかもしれませんね。
多肉植物の仲間は葉に厚みがあり、フォルムが独特なのでユーモラスな感じになります。比較的乾燥にも強く、窓辺やちょっとした飾り棚などに置くのも効果的です。
器とグリーンの関係ですが、白い円形の器に入れると洋風に。黒い角型の器に入れると和風になります。棒状のフォルムはモダンな空間に良く合いいます。
また、サンセベリアなどの仲間は空気清浄能力が高いので、インテリアだけでなく環境にもよいのではないでしょうか。
ちょっとした演出で、素敵なインテリア コーディネートが楽しめます。
Style Modernはインテリアグリーン・コーディネートの専門店です。
インテリアグリーンを住空間の魅力を最大限に引き出すパワーを持った芸術作品とする理念は、大量生産でないたった一つずつのグリーンにこめられています。
侘び寂びを大切にする感性のもとに、個性を持ったグリーンたちはインテリア コーディネーとの主役にもなりうるでしょう。
個性と癒しの調合はあなたのインテリア コーディネートをよりクオリティの高いものにしてくれることでしょう。

インテリア スタイル

2009年12月05日インテリア コーディネートコメント&トラックバック(0)

どんな部屋にもスタイルというのがあります。インテリア コーディネートでは、このスタイルをとても大切に考えますが 、家具などを買うときには自分の部屋の理想のイメージを持っていないと、統一感のない部屋になってしまいがちです。
部屋のイメージに合わせた家具を買うには、様々なタイプの商品を扱っている百貨店や量販店的なショップもありますが、よりイメージを統一したいのであれば決まったスタイルの家具を専門に扱っているインテリアショップがお勧めです。
カラーイメージがあるように家具にもイメージやスタイルというものがあります。
例えば、「アジアンスタイル」はインドネシアやタイなどのアジア各国の伝統芸品や民芸品的な家具でまとめられる、独特な雰囲気のスタイルです。
竹(バンブー)や麻など、自然素材や民芸品などの織物が多く使われているので、人の手の温かみや自然を感じ、安らぎや落ち着き得ることができます。
リゾートホテルなどでよく見かけるスタイルです。
また近年人気の「カントリースタイル」は、ヨーロッパカントリーとアメリカンカントリーの2つに分けることができます。
どちらのスタイルにも共通するのは、素朴な素材をつかった手作り感あふれる雰囲気です。
カントリーとは、要は片田舎という意味で、ヨーロッパ、アメリカに関係なく日常の風景になじんだ木の家具の部屋なのです。
フレンチはアメリカンに比べて色目は白っぽく、おなじパイン材を使用していても塗装によって全く違った印象になっています。
フレンチではクリアやパイン、ホワイトなどのオイルステインが多く使われ、アメリカンではウォルナットなど濃いこげ茶のオイルステインが塗られています。
デザインもフレンチは曲線と直線で形作っていることが多いのですが、アメリカンではハートや星といった装飾的デザインが多用されているのも特徴です。
カントリーと同じように木の素材にこだわりがあるのが「ナチュラルスタイル」です。
木やファブリックといった自然の素材を使った温もりのあるスタイルです。
アイボリーやベージュなどの明るめの色を多く使い、明るくて癒される空間を作り出しています。
「北欧スタイル」は流木などの曲がり木や布などの自然素材を使い、シンプルで実用性に富んだデザインが特徴です。
思わず触ってみたくなるような天然素材からは温もりが感じられ、洗練されたデザインのものが多いです。
飾り気がなく上品な印象もあり、何にでも合わせやすく飽きがこないという理由でも人気を得ています。
「クラシックスタイル」は伝統的な中世のヨーロッパで見かけられるようなスタイルです。
宮廷のような雰囲気の鮮やかな柄を取り入れたり、豪華なイメージのテーブルやイスなどに猫足が使われていたりします。
重厚感溢れるアンティーク家具を取り入れ、優雅で格調高い雰囲気を出すことが出来ます。
1950年を中心とする1940年~1960年代に活躍したデザイナーによって確立されたのが「ミッドセンチュリースタイル」です。
代表するデザイナーにはイームズやアルネ、チャールズ&レイやヤコブセン、エーロー・サーリネン、ジョージ・ネルソン、ハリー・ベルトアイ、ル・コルビュジェ、柳宗理などのデザイナーがいます。
「モダンスタイル」は飾り気の少ない、直線的なデザインのインテリアによってまとめられています。
デザイナーズ家具に多い、モノトーンを基調とした斬新なデザインのもので、クールでスタイリッシュな印象を与えます。
「シンプルスタイル」もまた飾り気のないシンプルな家具で、色もカラフルなものは使用しません。
合板やプラスチック、スチールなど、現代的な素材を使った洗練されたデザインはフォーマルな雰囲気を出しやすく、今人気のスタイルです。
最後に「和風スタイル」は日本独自のスタイルです。
畳や障子、すだれなどどこか懐かしい昔を思い出させるものや、最近のモダンを取り入れた「和風モダン」というスタイルもあり、和洋の調和をいかした部屋も人気です。
家具選びはインテリア コーディネートの中でも最も楽しい過程ですが、また一番難しい選択でもあるわけですね。