証券会社

レバレッジ

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FXの特徴の一つとして、自分の持っている所持金よりも大きな額での取引が可能であるという点があります。
普通、取引するためには証券会社の口座に入れているお金を使いますが、その中に入っているお金の範囲内で為替の購入を行いますよね。
その際、例えば口座に10万円しか入れていないという状況で、1ドル=100円の時に換えるドルは、手数料やスプレッドを考慮すると、1000ドル未満という事になります。
これだと、仮に1ドル=105円に円安が進んでも、5千円以下の儲けです。

5円も為替市場が動くなんて余程の事なのに、これだけしか稼げないとなると、かなりきびしいですよね。
そこで、10万円しかなくても、もっと大きな勝負ができるというのが、レバレッジというシステムなのです。

レバレッジというのはFX用語で、このFX用語を日本語にすると「てこの原理」となります。
これが何を意味するのかというと、小さな力で大きなものを動かす、という意味を持っているFX用語であるということです。
実際にどのような意味なのか、ご説明しましょう。

レバレッジとは、証券会社の口座にお金を預けた場合、その元での何倍もの額での取引を行えるシステムです。
株取引でいうところの信用取引ですね。
ただ、FXの場合は倍率が全然違います。
レバレッジの場合は、数十倍、数百倍という倍率で行っている証券会社が沢山あります。
中には300倍、400倍という会社もあるくらいです。

例えば、レバレッジ300倍で取引を行うとしましょう。
所持金は10万円。
そして、1ドル=100円のレートでドルを購入します。
この場合、通常だと上記した通り1000ドルも購入できませんが、レバレッジを利かすと30万ドル程度の購入が可能です。
そして、もし105円に上がった場合、150万円の儲けです。
10万円で150万円を稼げるのです。

ただし、もし95円まで落ちたら150万円の借金です。
ハイリスクハイリターン。
それがレバレッジの醍醐味です。

夢オートFX

スプレッド

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FX用語の中に、スプレッドというものがあります。
スプレッドというFX用語は比較的良く使われるものですが、このスプレッドがわからないが為にFXに対して二の足を踏む、という人も少なくないようです。
現在、非常に大きな不況の波が金融市場を襲っていますが、一つのFX用語がわからないが為に選択肢を狭めているとなると、この不況の中で生き抜くのは難しくなると言えます。
しっかり意味を把握すれば、そう難しいものではないので、是非検討してみてください。

スプレッドというのは、国内株取引などにはない概念ですね。
海外における市場だからこそ発生するものです。
スプレッドとは、簡単に言えば、買値と売値の差額の事です。

例えば、よくニュースなどで「1ドル=92円50銭~55銭」といった表示を見ることがあるかと思います。
何か妙にアバウトだなあ、と思ったりはしませんでしたか?
これは別に、大体これくらい、という意味の表記ではなかったりします。
というのも、この場合、もし1ドルを円に変えるとしたら、92円50銭が必要だけど、円を1ドルに変えるには92円55銭が必要、という意味の表記なのです。
各通貨間で、別の通貨に変える際に僅かに金額に差が出てしまうのです。
これがスプレッドです。
このスプレッドというのは証券会社によって異なります。
そして、この差額を手数料として受け取るシステムとなっています。
つまり、スプレッドというのは、簡単にいうと手数料のようなものなのです。

FXにおいては、よく手数料無料、というところが最近増えていますが、これは全て無料というわけではなく、スプレッドがあるから通常手数料が無料でもOK、というものだったりします。
よって、FXを行う際に各証券会社の条件を見るとき、手数料だけで決めるのではなく、スプレッドがどれだけ小さいかもしっかり見ておきましょう。