補償割合

家財破損の場合の地震保険の保険金

2009年10月29日地震保険 見直し 事例コメント&トラックバック(0)

地震保険の見直し事例の中には、家財への保障に関連する事例が多いようです。
地震保険は、地震に起因する事象によって破損した家財や建築物に対して補償する保険です。
ですが、中には補償対象外となる家財も結構あります。
そういった点を知らず地震保険に加入した人が、見直しを行ったり、逆に新規に加入したりという事例が増えているようですね。
いずれにせよ、定期的な大地震が頻度を増している現在、保険の見直し時期としてはちょうど良い頃合かと思います。
それを見極める上でも、家財に関するフォロー範囲はしっかり事前に確認しておくことをお勧めします。
家財に関しては、どれくらいの保険金がおりるかという事も、事前にチェックしておいた方が良いでしょう。
地震保険では、破損の程度によっておりる保険金の額が変わってきます。
その程度は、「全損」「半損」「一部損」の3つに分かれています。
全損は家財の損害額が対象物の時価の80%以上の場合。
半損は30~80%の場合。
30%以下は一部損となります。
全損の場合、保険金は契約金額の100%が支払われます。
それに対し、半損だと50%、一部損だと5%しか支払われません。
家財の場合、物によっては一部損であってもその価値が事実上なくなる事もあり得ます。
そういう場合にでも、価格的損失が一部損の範囲であれば、契約金額の5%しか支払われません。
こういった点も事前にしっかり確認しておかないと、トラブルの元になってしまうでしょう。