為替

トレンド

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FX用語に限った事ではありませんが、金融取引の場合、その取引のチャートの流れの事をよくトレンドと言います。
トレンドというと、普通の言葉だと流行を意味しますよね。
その流行、すなわち流れという意味から、FX用語をはじめとした様々な金融取引の用語で、トレンドは市場の流れ、その為替や銘柄の流れの事を指す言葉として使われます。

トレンドは、上昇トレンド(アップトレンド)、下降トレンド(ダウントレンド)といった使い方をされるのが一般的です。
どちらもFX用語ですが、上昇トレンドの場合は市場や特定の為替などが好調であることを意味し、下降トレンドはその逆を意味します。
このトレンドを読みきる事が、FXで儲ける最大のコツです。

不況時、このトレンドはほぼ常に下降状態となります。
その中で、たまに何らかの機会に大きく上昇し、また下降、という感じです。
下降トレンドの状態が長く、その合間に短期の上昇というパターンが最も多いでしょう。
その状況でしっかりトレンドの変遷を読むというのは、容易ではありません。

ただ、FXにおけるトレンドは、株などと比べればやや読みやすい傾向にあります。
特に不況時はそうです。
その理由としては、FX市場は比較的経済のニュースなどに忠実な動きをするからです。
ただ、全く素直というわけではなく、反発もし易い傾向にあります。
つまり、何か大きな出来事があれば、確実にリアクションが起きる市場といえます。
株のように、一人、あるいは複数の仕手によって、全く脈絡なく上下動する事はまずありえません。
ですから、ある程度世の中の動きを把握していれば、大怪我はしないようにはなっています。

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移動平均線

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

為替相場がどのような動きをしているのかを見るには、各通貨ペアのグラフを見るのが一番わかりやすいでしょう。
その各通貨ペア同士のグラフを比較し、それぞれの連動性などをしっかり分析する事で、立体的な予想ができます。
そうなってくると、世界情勢にも興味が沸いてくるということにもつながり、良い循環作用が生まれます。

そんな中、為替相場を示すグラフには、いくつものFX用語が含まれており、しっかりグラフを見るにはそれぞれのFX用語の意味を知っておく必要があります。
その中で、特になじみが深いFX用語が移動平均線でしょう。
このグラフに描かれる線は、為替相場の一定期間の変動を平均値にしてつなげたものです。
例えば、当日+それまでの4日間の合計5日間の平均を取り、その平均値をずっとつなげた場合、それは5日間移動平均線となります。
当日のみの平均値を取って線にするのとは違い、そこまで複雑な線にはなりません。
数日間の平均を取る事で、極端な上下動がなだらかになり、より市場全体の傾向が見やすくなります。
それが移動平均線の持つ意味です。

チャートを見る場合、この移動平均線はぱっと見で確認がしやすい分、多くの人が参考にしています。
実際、チャートにおける基本の一つという位置づけなので、初心者の方はまずこれを見るのが望ましいでしょう。
不況時には為替間の値動きの上下動が激しいので、ある程度なだらかにした方が、全体が見えやすいという傾向にあります。

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気配値

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FXによる為替取引を行う場合、一対一でのトレードという事は通常はありません。
不特定多数の人たちが出している注文の中で、最も高く買おうとしている人と、最も安く売ろうとしている人との接点が、為替相場における価格となります。

ただ、当然ながら注文は必ずしもその接点のみが出されるわけではなく、例えば1ドル=95円の相場の時に、1ドルを94円50銭で買おうと思って買い注文を出す人もいれば、1ドルを95円50銭で売ろうと考えて売り注文を出す人もいるでしょう。
そういった注文の数というのは、気配値として、それぞれの投資家が見ることになります。

気配値というのは、FX用語の一つです。
とは言えFX用語以外にも、株などの用語としても使われているので、FX用語を知らなくても気配値という言葉に聞き覚えがある人も少なくないでしょう。
気配値は何故気配値というのかというと、その為替の今後の値動きがどのように変化していくかという気配を示した値だからです。

例えば、現在1ドル=95円でも、95円以下で買おうという人が、95円で売ろうと考えている人よりかなり多いという場合、その為替は値を下げるでしょう。
市場的には、ドルに95円以下の価値を求めている人が多数いるからです。
逆に、95円で買おうと考えている人が95円で売ろうと考えている人より多い場合は、95円でもこれだけ売れるならもっと上の値で売れると考えられ、為替の価格は上がります。
こういった動きは、全て気配値によって決まるといっても過言ではないのです。

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先物取引

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FXには、先物取引というFX用語があります。
このFX用語は、FX用語に限らず株などの取引でも使われている用語なので、割と知っている方も多いかもしれません。
ただ、言葉として知っている事はあっても、実際にこの取引を行った事のある人となると、結構少なかったりもします。

先物取引とは、通常の取引とは違って、現在の取引ではなく将来的な売買について約束をするという取引です。
通常の取引は、その場で価格と数量を決め、その注文と適合した売り注文がある場合に成立、という形になります。
ですが先物取引の場合、まず先に価格、数量などを決め、それをいつ売買するか決定し、約束をします。
そしてその日が来た時点で売買を行う、というものです。

この先物取引の特徴は、現時点での売買価格で将来購入ができるという点です。
例えば、アメリカドル円の取引で、現時点では1ドル=90円という場合、1000ドル出して9万円購入するとします。
そして、これを1週間後の決済日に売買を行うよう先物取引で注文したとしましょう。
そこで注文が成立したら、一方は1週間後に1000ドルで9万円を購入し、もう一方は9万円を1000ドルで売却する事になります。

ここで、もし価格に変動がなければ、先物取引の意味はありませんが、為替市場は常に動いています。
1週間後、為替レートは1ドル=95円になっていたとしましょう。
こうなると、1000ドルで9万円を購入した人は、現在ならば1000ドルで9万5千円が購入できるので、5千円損した事になります。
一方の売却側は、9万円で1000ドルを手に入れたわけですが、現時点のレートだと本来なら9万円で手に入れられるのは947ドルです。
53ドルほど得をした事になります。

これが、先物取引の特徴です。