売り注文

気配値

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FXによる為替取引を行う場合、一対一でのトレードという事は通常はありません。
不特定多数の人たちが出している注文の中で、最も高く買おうとしている人と、最も安く売ろうとしている人との接点が、為替相場における価格となります。

ただ、当然ながら注文は必ずしもその接点のみが出されるわけではなく、例えば1ドル=95円の相場の時に、1ドルを94円50銭で買おうと思って買い注文を出す人もいれば、1ドルを95円50銭で売ろうと考えて売り注文を出す人もいるでしょう。
そういった注文の数というのは、気配値として、それぞれの投資家が見ることになります。

気配値というのは、FX用語の一つです。
とは言えFX用語以外にも、株などの用語としても使われているので、FX用語を知らなくても気配値という言葉に聞き覚えがある人も少なくないでしょう。
気配値は何故気配値というのかというと、その為替の今後の値動きがどのように変化していくかという気配を示した値だからです。

例えば、現在1ドル=95円でも、95円以下で買おうという人が、95円で売ろうと考えている人よりかなり多いという場合、その為替は値を下げるでしょう。
市場的には、ドルに95円以下の価値を求めている人が多数いるからです。
逆に、95円で買おうと考えている人が95円で売ろうと考えている人より多い場合は、95円でもこれだけ売れるならもっと上の値で売れると考えられ、為替の価格は上がります。
こういった動きは、全て気配値によって決まるといっても過言ではないのです。

WinnersFX

IFO注文

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FX用語の中には様々な注文がありますが、その中の一つにIFO注文も含まれています。
このIFO注文は、FX用語の中にある注文の中でも特に使い勝手が難しい部類といわれています
ただ、その分使いこなせればとても大きな武器となるでしょう。

IFO注文とは、「If Done One Cancels The Order」の略です。
これを見ると何となくピンと来るかもしれません。
このIFO注文は、他のFX用語でもある「IFD注文」と「OCO」注文の複合なのです。
IFD注文は主に買い注文の際に使われ、OCO注文は売り注文で使われるので、複合が可能なのですね。

では、使い方の簡単な例をここで紹介します。
現在の為替市場が1ドル=98円としましょう。
更に、現在の市場の動向を見る限り、1ドル=97円50銭~98円20銭までの範囲で値動きしている、と分析できたとします。
その場合、例えばIFD注文で97円60銭を買い注文、そして98円10銭で売り注文を出せば、利益を得る可能性が高いと言えます。

ただ、必ずしも理想の結果になるとは限りません。
その後急激に円高が進み、1ドル=97円くらいまで一気に下がる可能性だってあります。
そうなると、大きな損をしてしまいますよね。
かといって、ロスカットの売り注文を出して収益の機会を失う可能性も否定できません。
そこで、IFO注文が有効なのです。

IFDでは一つしか出せない売り注文を、二通り出せるのです。
この場合は1ドル=97円60銭で買い注文を出し、もしこれが成立したら、98円10銭、もしくは97円20銭で売る、といった感じの注文になるでしょう。
これで、損切りも利食いも可能になります。

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