不況

スワップ

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FXでお金を稼ぐならば、その方法は2つあるといわれています。
一つは、為替の差額によって得られる収益。
今後通貨価値が上がると思しき通貨を購入し、価値が上がった時に売るという、金融取引の基本ともいえる収益です。
そしてもう一つは、FX用語で「スワップ」と呼ばれる金利差です。

スワップというのは、ペアとなる通貨の金利差によって発生するものです。
ただ、必ずしも収益になるとは限りません。
それぞれの国にはそれぞれの通過がありますが、同時にその国によって金利も異なります。
例えば、現在日本はとても金利の低い国です。
アメリカなどと比較して、かなり低いと言えます。

そんな金利の低い国の通貨で金利の高い通貨を購入した場合、金利差というものが生じ、その金利分を毎日受け取る事ができます。
例えば、円でアメリカドルを購入した場合は、このスワップが発生して収益となるのです。
逆に、金利の高い国の通貨で金利の低い通貨を購入した場合は、逆にスワップが引かれます。
スワップというのは、各通貨間の均衡を図る為の制度なのです。

このスワップは、不況下において確実に利益を出しやすいと言えます。
金利は余程の事がないと下がらないからです。
安定した利益を確保できる分、不況に有利と言えるのです。
ただ、当然為替の差額の変動によっても収益は変化するので、スワップのみの収益だけではなかなか利益となるとは限らないのが現状ではあります。

FX用語におけるスワップは、「スワップ金利」とも言います。
意味は同じですね。
こういった同じ意味のFX用語というのはいくつかあるので、調べてまとめてみるといいでしょう。

空売り

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FXが不況に強いと言われる所以は、空売りが大きいかと思います。
空売りというのはFX用語の一つで、実際に持っているわけではない通貨を証券会社に借りて売り、その通貨を後で購入して返す、という一連の流れの事です。
FX用語以外にも空売りという言葉は使われますが、FX用語として使われる事が最も多いですね。

空売りの最大の特徴は、今後値が上がる通貨だけを探す必要がなく、下がる方を探せるという点です。
現時点で割高感のある通過を借りて売り、その通貨の価格が下がったところで購入し、返す。
これで利益が得られます。
通常の売買では、通過の価格が安い時に買って高い時に売る事で利益が出るので、市場が低迷したら当然損失が出てくる可能性が高いのですが、空売りというシステムがある事で、不況下であっても利益を狙えるのです。
これが、FXが不況に強いメカニズムと言えるでしょう。

ただ、一見簡単なように思えるから売りですが、実は意外と難しかったりします。
割安感のある通貨を探している時は、ほとんどの通貨が値を下げてしまうような印象があり、空売りなら儲けられるのに、と思ったりしますよね。
しかし逆に空売り目線で割高感の通貨を探す場合は、ほとんどの通貨が値を上げてしまうように感じてしまったりします。
それは、自分にとって利益の出る動きばかりを追ってしまうからです。
人間、欲を抑えるのは難しいものです。
そこで適切な判断ができるというのは、かなりFXがうまい人といえるでしょう。

機会損失

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不況下において、FXというのは強い金融投資であると言われています。
理由は、株の銘柄のように一気に数分の一になったりはしない事、また、通貨を対象としているので、株のようにその会社が潰れて株券が紙切れになるという事がない事などが挙げられます。
更には、売りポジションから先に確立できる「空売り」があるので、不況でも稼ぎやすい、という点も大きいようです。
空売りはFX用語ですね。
そこにないものを売る、つまり本当は持っていない通貨を借りて売る、という時に使います。

そんなFXですが、いくら不況に強くても、これをやっていては儲かるはずもない、という行為があります。
FX用語でいうところの「機会損失」です。
これはFX用語に限らず、すべての金融投資で使われている言葉です。

機会損失とは、要は設ける機会を逸するという行為です。
例えば、非常に大きな値動きがあった場合でも、通貨を買わずにスルーし、現在持っている通貨が大きく値上がりしたにも拘らず、売る事無くずっと持っている、といった行為です。
ナイーブになりすぎ、もう少しすれば状況がまた一変するのではと警戒しすぎた結果、好機を逸したという状況の事です。
臆病で慎重な人ほど、この機会損失を起こしやすいですね。

不況というのは、一種の好機です。
不況の波に背中を押され、勢いで売り注文を出す人が多い為、為替市場は非常に大きな下落を見せますが、それがそこを付いた場合は逆に反発して上げるケースがほとんどです。
その時、通貨は割安感がかなりある状態になります。
それが、2008年末~2009年の状況と言えます。
ここで動かなければ、機会損失です。

売りから入る

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リーマンショックによって各国の為替が大きく値を下げた2008年下半期ですが、この状況は、必ずしもすべての投資家にとってマイナス、というわけではありません。
むしろ、この状況を利用して大きな利益を得た人もいるはずです。
何故なら、FXには値が下がれば下がるほど得をする方法があるからです。
それは、「売りから入る」という方法です。

売りから入るという意味がわからない人も多いかと思います。
ただ、FX用語にも「売りから入る」という表現があります。
それくらいFXにおいてはメジャーな注文方法です。
では、このFX用語について解説していきましょう。

売りから入るというのは、通常考えられている注文とは逆の注文です。
普通は、為替市場において、割安な為替を円などで購入し、その為替が値上がりしたら売る、という注文方法がメジャーですね。
一方、FXでは、先に「持っていない通貨」を売る事ができます。
用は証券会社から借りるのですね。
その為、現在の価格が割高という為替をまず借り、それを売り、安くなったら買い戻して証券会社に返す、という方法が「売りから入る」と呼ばれる注文なのです。

「売りポジションを先に確保する」という表現も使います。
この「売りポジション」というのもFX用語ですね。
これならば、不況下においても利益を出せるのではないでしょうか。
今後下がるだろうという予測を立て、その通貨を売り、そして高確率で下がるのを待つ。
これで、利益を得られるのですから。

アナリスト

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現在、アメリカを始め、世界の証券市場は大きな不況の波に飲まれています。
無論、日本も例外ではありません。
日本における国内株取引は、こぞって多くの銘柄が大きく値を落とし、投資家の頭を悩ませています。
回復の見込みも今のところ薄く、国内における金融取引に限界を感じている方も少なくないでしょう。

そんな中、注目されているのがFXです。
FXには不況に強いという一面があり、そこに目を向ける投資家が急増しています。
そして、それをいち早くアナウンスしているのが、アナリストです。
アナリストとは、分析家の事ですね。
FX用語の一つとしても紹介されているこのアナリストは、証券会社アナリスト、といった使われ方をします。
この場合は証券会社について分析している人のことをさすのです。

アナリストレポートというのもありますが、これはアナリストの分析をまとめた文章です。
FX用語を知らないとしっかり意味を把握できないので、用語を事前に勉強する必要がありますが、このレポートは初心者、上級者に関係なくとても便利なものです。
何故FXが不況に強いのか、今のFXがどのような状況なのかといった分析も各所で行われているので、FXに興味がある方はまずFX用語を勉強して、その後このレポートを見ると良いでしょう。

分析家というのは、その道のプロです。
ですが、必ずしもすべての言葉が正しいというわけでもありません。
あくまでも分析というのは過去の事例やデータを整理し、それから未来を予測する為のもので、確実ではないのです。
利用する際にはその点も注意しておきましょう。