イメージ

テーマのあるインテリアカラーコーディネート

2009年11月30日インテリア コーディネートコメント&トラックバック(0)

インテリア コーディネートの基本はテーマ作りからです。
あなたがイメージするお部屋のテーマは何でしょうか。
テーマは色によって表現することができます。
例えば アイボリーから焦茶までの茶色を中心に、dpトーンやdkトーンを用いて、落ち着きのある色使いにすれば流行にとらわれないオーソドックスなコーディネートになります。
飾り気がなく、シンプルで直線的なコーディネートは上質素材の皮革などのソファや木材を使用した家具類などをあわせれば、「クラシカル」なイメージになります。
また同様にアイボリーやベージュ、茶色等の配色でもトーンの種類をltgトーンやgトーン、dトーンといった鈍い色みにすることで穏やかさを表現できます。
綿や麻などの自然素材色をあわせると親しみやすくリラックスできる「ナチュラル」なインテリアになります。
さらに家具の素材にパイン材など外材を使えば「カントリー」に、国産材を使えば「和風」もなります。
草、木、葉のモチーフを取り入れれば自然派思考のあなたの求めるイメージになるのではないでしょうか。
ベージュやアイボリーなどをベースにオレンジや赤、ライトブルーをあわせltトーンやbトーンなど明るい色を用いれば若々しく楽しい雰囲気になります。
クッションやカーテンにチェック柄やストライプなどの大胆な具象柄などを用いて自由な遊び心のあるデザインの家具を配置すれば「カジュアル」で「ポップ」なお部屋を作り出すことができます。
対照的にvトーンと白、黒、グレーなどのハッキリとした配色は無地を基本にし、ストライプや格子柄などのコントラストの強い柄をあわせれば直線的でシャープ、未来的なデザインの「モダン」なお部屋を作ることができます。
家具や小物の素材は思い切って光沢素材のラメやエナメル、皮革、ガラスなどを取り入れクールに仕上げてはいかがでしょうか。
さらにこげ茶や緑、褐色やカーキなどにdpトーンやdkトーン、dkgトーンを用いた男性的な色使いは装飾性は少なく、シンプルで落ち着きがあるイメージに仕上がります。
直線的でキリっとした印象は書斎や男の隠れ家的イメージで「ダンディ」。
皮革や厚手のツイードなどのガッチリとした素材感の家具や小物を合わせてこだわってみては。
男性的、があれば女性的もあります。白やラベンダー、ピンクを用いた甘く女性らしい色使いにはpトーン、ltトーン、ltgトーンの中でも紫~赤系の色でまとめた上品なイメージはいかが。
柔らかな曲線模様や花柄などをあわせて「エレガント」に。
シルク、サテン、レーヨン、カシミヤなど大人の女性のイメージで素材にもこだわってみてください。
同じようにピンクや白を用いてもpトーンやltトーンなどのパステルカラーを中心に選べばかわいらしい印象になります。
こちらは可憐でふんわりとした「ロマンチック」なイメージのコーディネート。
細かい水玉模様や小花模様をあわせて女の子らしさを強調。
レースのファブリックや籐家具がお似合いです。
もちろん「シンプル」なのが一番、というのもあるでしょう。ltgトーンで白やアイボリーなど低彩度色や紺などを用いれば知的で洗練された雰囲気。
すっきりとした飾り気のないデザインは無地が基本。グレンチェックや千鳥格子柄などを取り入れたファブリックやチタンのインテリアグッズ。またマットな質感の石材などをあわせてもいいですね。
ほかにも「アジアン」「ラテン」などテーマにあったインテリア コーディネートができます。色味とトーン素材であなたのイメージを作ってみましょう。

インテリアカラーのイメージ

2009年11月29日インテリア コーディネートコメント&トラックバック(0)

インテリアカラーは、部屋のイメージだけでなく、感情を安定させたり、目や体を休めたり、作業能率を上げる等の心理的、生理的なことにも影響します。
たとえば、グリーンを取り入れた部屋は癒し効果がある、イエローを取り入れた部屋は元気が出る、などファッションカラーと同様、色には見えない力があります。
あなたが、自分の部屋に何を求めるかによって色を決めることもできますし、またどういった自分でいたい、あるいはなりたいかを創造してカラーコーディネートをすることができます。
まず、自分の好みについて、漠然と考えて見ましょう。
落ちついた部屋をお望みですか?それともポップなイメージの楽しくなるようなお部屋?
あたたかみのあるやさしい部屋?あるいはナチュラルなやわらかいイメージの部屋ですか?
趣味を存分に楽しめる部屋、情熱を掻き立てられる芸術思考の部屋、乙女チックなラブリーな部屋など・・。
次にもう少し具体的にイメージを絞り込みましょう。和風か洋風か、アジアン・カントリー・ラテンスタイル・・・様々ありますね。
好みはテーマと結びついています。
次に色の性質を具体的にみてみましょう。
色には暖色と寒色というのがあります。
赤や橙、黄は「暖色系」で、緑や青、紫は「寒色系」に分けられます。ピンクや茶色も暖かみを感じさせるので暖色に入れられます。
白や黒、グレーなどのモノトーンは冷たさを感じさせるので、どちらかといえば寒色系に分けられるのではないでしょうか。
もし、あなたがやさしい暖かなイメージのお部屋を考えているのなら、暖色系の分けられる色を選ぶとよいでしょう。
シックでシンプルな部屋を望むのなら黒や白などの無彩色のモノトーンを、爽やかでさっぱりとしたイメージした部屋なら青や緑といった寒色系の色を選ぶとよいでしょう。
暖色の中にも茶・黄・橙・赤と色味があります。
「ナチュラル」や「カントリー」などのテーマを思い浮かべた人は、自然派志向の人でしょうか。
なるだけ自然界に近い木や土の色を想像して茶系でまとめるとイメージに近くなるでしょう。
赤は情熱を掻き立てる色です。また橙や黄は元気になれる色、また心が弾む色、ポップなイメージの部屋をつくりだしてくれます。
また北側であまり日がささない部屋の壁は淡い暖色系の色で暖かみをだしたり、逆に日が良くあたる部屋の壁には夏でも涼しさを感じられるような薄い青や緑といった寒色系の色を選んだりするとよいでしょう。
冬は暖色系で、夏は寒色系でと、テーマを決めずに視覚を利用した感覚の効用で色を変えてみる方法もあります。
事務所や書斎、勉強部屋などは疲れずに、能率よく仕事ができるようにしたいので目を疲労させる彩度の高い色はさけるなど、仕事のための部屋は白や薄いグリーンなどでまとめる。
あるいは食堂は食欲を促進させる黄色系、あるいは清潔さを引き出すシンプルな白やベージュなど、ライフスタイルや機能にあわした色の選び方もあります。
カラーコーディネートは部屋の効用も左右する重要なポイントです。
インテリア コーディネートを始める前に、まずカラーイメージをマスターすることがセンスのいい部屋作りの基本になります。

インテリアカラー コーディネイト

2009年11月28日インテリア コーディネートコメント&トラックバック(0)

インテリア コーディネートにおいてイメージを作り出すのは、「色」と「素材」と「テーマ」ですが、では順番に詳しく見ていくことにしましょう。
はじめに色についてですが、色には白や灰色、黒のように彩度がなく明るさの度合いだけで色の違いを示す無彩色と、赤・青・黄のように彩度のある有彩色があります。
色の性質は彩度・明度・色相の3つにわけられ、これらを色の3属性といいます。
まとめると、彩度とは色の鮮やかさをあらわし、鮮やかな色ほど彩度が高いといいます。
明度は色の明るさをあらわすもので、明度の最も高い色は白、逆に最も低い色は黒になります。
色相とは有彩色のみがもつ属性で、赤・青・黄青のような色味のことをいいます。
これら色の性質を理解したうえで、組み合わせを考えたり調整したりすることを色彩計画 (カラー・スキーム) といいます。
インテリアカラーは、つまりこのカラー・スキームがもとになっているのです。
コーディネートの場所は床や壁、天井や家具など、大きな部分を占めるものから、ポイント的に色みを出すものがあります。
製品によっては色が選べないものもありますが、家具などはおおよそ自分の好みのものでそろえることができます。
最初に空間のイメージをもとに基調となる色を決めます。
壁や床など大きな面積を占めるものをベースカラーとし、イメージに沿ってカーテンやじゅうたん、大物家具などのメインカラー、そしてクッションや雑貨、ファブリックなど小物の色をアクセントカラーとして、おおよそ3種類に分けることができます。
このときはじめからたくさんの色を選びすきないことが、部屋の印象をまとめるポイントになります。
基調色の位置や面積はインテリアの効果を左右しますから、一般的には明るい色を上に、暗い色を下に置くと安定感があります。
また、面積が広い部分は彩度を低くして、黒や紫など暗い色や強い色は選ばない方がよいでしょう。
暗い色や強い色は空間を狭く見せたり、重たく感じさせたりしてしまいます。
その点で白や水色、ベージュなど淡い色や明るい色はベースカラーに適しているといえるでしょう。
また薄い黄色やビンクなど暖かみのある淡い色も、他の色とも調和しやすく、家具や小物がいきます。
逆に置き換えのできる小、中面積のものにはアクセントカラーを用います。
変化をつけ、空間をいかす色を選び、インテリア コーディネートをするとよいでしょう。

インテリアコーディネートの仕方

2009年11月27日インテリア コーディネートコメント&トラックバック(0)

簡単にインテリアをコーディネートするといっても、何から取り掛かっていいのかわからない人もいるでしょう。
新しい部屋のコーディネートや模様替えをするときに、よくありがちなことですが、まずインテリアショップや家具屋に行って家具を探す人は多いのではないでしょうか。
ですが、インテリア コーディネートで、はじめにすることはお店回りではありません。
インテリアを決める時は商品から決めない方が良いのです。
なぜなら、具体的なイメージやコンセプトが決まっていないのにショールームや家具屋に出かけてしまうと、その場の好みだけでイメージが統一されてない家具を衝動買いしてしまい、いざ部屋に置いてみるとしっくりこないことが多いのです。
また店にあるものは、思ったよりも大きくて自分の部屋に入れてみると邪魔になってしまうということになりがちです。
あなたがコーディネートしたい部屋全体のイメージは思い描けていますか?
あなたのライフスタイルに合わせた「わが家流」をコーディネートしてみて下さい。
いわば、あなたがいる空間をカスタマイズするのと同じなのです。
そして、あなた流のイメージを作り出すために必要なのは、色と素材とテーマです。
それぞれを、あなたの好みを加えながら頭の中で組み立ててみてください。
そうして出来上がった、頭の中の架空の部屋を現実の形に起こしていくのがインテリア コーディネートなのです。
このとき、難しければスケッチブックなどに絵を書いてみるのも方法でしょう。
上手に書く必要はありません。あなたの頭の中を整理できればよいのです。
色鉛筆やマジックで色をつけてみてもいいでしょう。好きな素材の布や紙を貼り付けてイメージを膨らまして見ましょう。
だんだん、あなたのイメージした部屋が現実味を帯びてきませんか。
自分の好みをイメージ化する、それがインテリア コーディネートの第一歩です。