FX用語

スポンサードリンク

アメリカドル円

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

世界経済の中心アメリカドルと、わが国日本の円。
この組み合わせが、日本国内におけるFXの中心である事は、疑う余地はありません。
FX用語として、このアメリカドル円というものは問題なく成立します。
というのも、非常に良く使われる言葉だからです。
FXで扱われる事が多い以上、それはFX用語と言えます。
アメリカドル円、あるいは米ドル円というのは、立派なFX用語です。

そんなアメリカドル円に、2008年は非常に大きな動きがあった事は、たとえFXを良く知らないという方でも、大体想像が付くのではないでしょうか。
そうです。
あのリーマンショックです。
アメリカで2番目の規模を誇っていた証券会社のリーマン・ブラザーズが経営破たんしたことで、アメリカの経済は混乱に陥りました。
その痕跡は、アメリカドル円の推移に如実に出ています。

アメリカドル円は、2007年から2008年3月まで、ずっと右肩下がりでした。
アメリカの経済が不調である事は度々ニュースで取り上げられており、次期大統領候補同士の決戦も、その話題をメインにして取り上げていたように思えます。
アメリカの経済の回復は、世界全体が注目している事項でした。

そんな中、アメリカドル円は4月以降、上昇トレンドに移行します。
下げ止まったという表現が妥当でしょう。
また、平成のオイルショックともいうべき状況も、アメリカドルを買う動きを活発化させた要因かもしれません。

しかし、9月。
リーマンショックにより、一時110円まで上がったアメリカドルは、一時期90円を割り込もうかというところまで下落します。
それほどまでにリーマンショックは大きな影響を与えたということです。
2008年末現在、ずっと90円台で推移していますが、これが再び上昇するのにはもう少し時間がかかるかもしれません。
ただ、オバマ氏が大統領となった事で、それに対しての期待感がもしかしたら上昇を呼び込むかもしれませんね。

シグナル

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FXにおいては、為替市場の動きを常にチェックしておかないと、なかなか利益を得ることはできません。
ほとんど動きのない金利差による収益を考えているとしても、金利差での収益が価格変動による値動きの幅に勝る事はまずありません。
つまり、どのような通貨ペアであっても、その価格の動きをしっかり予測しておかないと、収益は得られないのです。

そんなFXにおける為替市場の変動を把握するためのFX用語は結構あります。
例えば、シグナルなどもFX用語の一つです。
シグナル単独で使われる事はなく、買いシグナル、売りシグナルというFX用語を用いるのが一般的です。

買いシグナルとは、市場が売りに走りすぎている状況で、もう直ぐ値が上がるという場合に使われます。
同様に、売りシグナルは市場が買いに走りすぎている場合に出てきます。
簡単に言えば、買いシグナルはその為替の買い時、売りシグナルは売り時を示すサインです。

そのサインというのはどういう所で見つけるのかというと、相対力指数と呼ばれるものを使うのが一般的です。
相対力指数はRSIとも略されますが、テクニカル指標の一つで、過去の一定の期間における上げ幅合計を、同期間の上げ幅合計と下げ幅合計を足した数字で割り、100をかけて%にした数値です。
これによって、上昇分の割合がわかります。
これが高いほど、上昇率が高いという事になりますが、70%を超えると上昇しすぎ、つまり買われすぎという事で売りシグナル、30%以下の場合は売られすぎ、つまり買いシグナルという事になります。

軽量版:FX最終強化書【The FX Evolutional Trade】あなたのトレードスタイルが変わる最後のチャンス

資金ショート

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FX取引をする場合、必ずしも儲かるかというと、そんな保障はありません。
これはあらゆる金融取引において言えることです。
場合によっては、購入した通貨が値下がりしてしまう事もあるでしょう。

そんな状態になった場合は、いつその通貨を手放すかが問題となるのですが、現在所持している通貨を決済する前の状態で、損失が出ている状況の事をFX用語で「資金ショート」と言います。
現在のポジションではマイナスとなっており、更には取引保証金に対して割り込んでしまっている状態の事を、「資金ショート」と読んでおります。

こういった状況が進行すると、現在の証拠金では足りなくなり、新たな証拠金を追加しなくてはならなくなります。
それをFX用語で「追証」と言います。
この「追証」は、まず資金ショート状態になり、次に損失が進むと金融会社からその消費者に向けて連絡が行き、その後追証という流れになります。
この連絡の事を、FX用語で「マージンコール」と言います。
流れを総括すると、まず「資金ショート」、次に「マージンコール」、そして「追証」となります。

FXにおいて、資金ショートを全く経験しないという事は不可能です。
というのも、どのような通貨であっても、上がる日があれば下がる日があります。
全て上げるという事はありえません。
その為、大事なのは、資金ショートになった場合の対処法です。
ここで重要になってくるのが、ロスカットという概念ですね。
このロスカットをどのように設定しているかというのが、非常に重要になってきます。

リーマンショック

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FX用語というのは、FXに関する様々な専門用語のことですが、今後新たに定着しそうなFX用語が2008年に生まれました。
それは、「リーマンショック」です。
このリーマンショックとは、アメリカで2番目の規模を誇る証券会社「リーマン・ブラザーズ」が2008年9月15日に事実上の破綻をした事で、アメリカはおろか世界経済が大混乱に陥った一幕の事を指します。
これによって、世界各国の株式市場、そして為替市場が大打撃を受けました。

何故、アメリカの証券会社の破綻が日本を始め世界各国に大きな影響を与えたのでしょう。
それにはまず、サブプライムローンが大きく関わっています。
このサブプライムローンというのは、アメリカが低所得者向けに行ったローンだったのですが、住宅の価格の上昇が止まったことなどが問題となり、アメリカ経済を狂わせた要因の一つと言われるようになった一連の騒動です。
そのサブプライムローンで貸付をしていた「リーマン・ブラザーズ」が倒産した事で、サブプライムローン問題の再燃を危惧した投資家が売り注文を殺到させ、ドルにおける対円、対ユーロといったところが値下がりを起こしました。
その後、ドルに対しての不安は一層広がり、日本やヨーロッパ国内における海外の投資家も現金確保のために売り注文を出し、値下がりがおき、これを見た国内投資家も売り注文を殺到させた、というのが主な流れです。
負の連鎖と言って良いでしょう。

こういった流れが起きてしまったことで、世界各国の為替市場は9月下旬以降、大きく値を下げました。
日本円の組み合わせを例にしてみると、アメリカはもとより、オーストラリアドル、ニュージーランドドル、 英ポンド、カナダドル、スイスフランと、主要どころは全滅といった状況です。
株は勿論、FXにおいてもリーマンショックは非常に大きな損害を与える騒動となりました。
FX用語にリーマンショックが加わる事は間違いありません。

IFO注文

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FX用語の中には様々な注文がありますが、その中の一つにIFO注文も含まれています。
このIFO注文は、FX用語の中にある注文の中でも特に使い勝手が難しい部類といわれています
ただ、その分使いこなせればとても大きな武器となるでしょう。

IFO注文とは、「If Done One Cancels The Order」の略です。
これを見ると何となくピンと来るかもしれません。
このIFO注文は、他のFX用語でもある「IFD注文」と「OCO」注文の複合なのです。
IFD注文は主に買い注文の際に使われ、OCO注文は売り注文で使われるので、複合が可能なのですね。

では、使い方の簡単な例をここで紹介します。
現在の為替市場が1ドル=98円としましょう。
更に、現在の市場の動向を見る限り、1ドル=97円50銭~98円20銭までの範囲で値動きしている、と分析できたとします。
その場合、例えばIFD注文で97円60銭を買い注文、そして98円10銭で売り注文を出せば、利益を得る可能性が高いと言えます。

ただ、必ずしも理想の結果になるとは限りません。
その後急激に円高が進み、1ドル=97円くらいまで一気に下がる可能性だってあります。
そうなると、大きな損をしてしまいますよね。
かといって、ロスカットの売り注文を出して収益の機会を失う可能性も否定できません。
そこで、IFO注文が有効なのです。

IFDでは一つしか出せない売り注文を、二通り出せるのです。
この場合は1ドル=97円60銭で買い注文を出し、もしこれが成立したら、98円10銭、もしくは97円20銭で売る、といった感じの注文になるでしょう。
これで、損切りも利食いも可能になります。

【先着50名様】勝率77%達成!ポンド円で1ヶ月1116pips稼ぐ【稲妻FX】

空売り

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FXが不況に強いと言われる所以は、空売りが大きいかと思います。
空売りというのはFX用語の一つで、実際に持っているわけではない通貨を証券会社に借りて売り、その通貨を後で購入して返す、という一連の流れの事です。
FX用語以外にも空売りという言葉は使われますが、FX用語として使われる事が最も多いですね。

空売りの最大の特徴は、今後値が上がる通貨だけを探す必要がなく、下がる方を探せるという点です。
現時点で割高感のある通過を借りて売り、その通貨の価格が下がったところで購入し、返す。
これで利益が得られます。
通常の売買では、通過の価格が安い時に買って高い時に売る事で利益が出るので、市場が低迷したら当然損失が出てくる可能性が高いのですが、空売りというシステムがある事で、不況下であっても利益を狙えるのです。
これが、FXが不況に強いメカニズムと言えるでしょう。

ただ、一見簡単なように思えるから売りですが、実は意外と難しかったりします。
割安感のある通貨を探している時は、ほとんどの通貨が値を下げてしまうような印象があり、空売りなら儲けられるのに、と思ったりしますよね。
しかし逆に空売り目線で割高感の通貨を探す場合は、ほとんどの通貨が値を上げてしまうように感じてしまったりします。
それは、自分にとって利益の出る動きばかりを追ってしまうからです。
人間、欲を抑えるのは難しいものです。
そこで適切な判断ができるというのは、かなりFXがうまい人といえるでしょう。

OCO注文

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FX用語には、様々な注文方法が用語として存在しています。
OCO注文も、そんなFX用語の一つです。
OCOというのは「One Cancels the Order」の略です。
Canselsというのは、キャンセルの事ですね。
Orderは注文という意味です。

OCO注文とは、二つの指値注文を出し、どちらかの条件で約定した場合は、もう一方の注文が自動的にキャンセルされる、という方法の注文です。
一見、使い方がわかりにくい注文かもしれません。
ここに有効なOCO注文の例を示しておきます。

例えば、1ドル=92円50銭の為替相場だったとします。
現在10万ドル持っているとしましょう。
この10万ドルは、先日92円80銭で購入したものです。
つまり、現時点では30銭×10万=3万円の含み損という事になります。
さすがに5万円以上は損したくない、と考えているとしましょう。
当然そうなれば、ロスカットラインは92円30銭です。
ここに売り注文を出しておけば、最低その額での取引が可能となります。

しかし、そこだけに売り注文を出している場合、もし仮に一度93円まで上がって、その後また下がって92円30銭に落ちた場合、せっかく利益確定ができるチャンスだったのに、会社に行っている時間帯などの場合は対応できず、5万円の損となりますよね。
そこで、OCO注文の出番なのです。
ロスカットラインの92円30銭で売るという注文と、93円で売るという注文を同時に出す事ができます。
そして、どちらかが約定したら、もう一つの注文は消えます。
これで、もし一度93円に上がってその後下がったとしても、93円で約定されます。
損切りと利食いの両方を同時にできるのです。
常に市場を監視できない人にはとても便利な注文です。

他にも注文の種類はいくつかあるので、FX用語集などで調べてみるといいでしょう。

【FX】現役為替ディーラーが明かしたプロの手法

塩漬け

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FXにおいて、できれば避けたい状況というのはいくつかあります。
その中でも特に、それを最もあらわしているFX用語を挙げるとすれば、それは「塩漬け」でしょう。
塩漬けというと、通常は塩に漬ける食品の事を指すでしょう。
しかし、金融業界の場合、塩漬けというのは、利益が出ておらず損失状態の資産を手放す事無くずっと所持している状況の事です。
FX用語としての塩漬けの場合は、価格を落とした通貨をずっと所持している状態の事を指します。
FX用語だけでなく他の金融取引でも使われている言葉です。

この塩漬けが何故悪いのかというと、その要因は二つあります。
まず、塩漬けされることで、資金を自由に使えなくなる点です。
例えば、自由に使える資金が100万円あるとして、その内の80万円を使ってドルを購入したとします。
そのドルが購入時より下がってしまい、塩漬けとなった場合、自由に使える資金はずっと20万円という事になります。
その為、機会損失の可能性が高くなってしまうのです。
そうなると、せっかくの設ける機会が台無しですよね。

また、もう一つの理由としては、塩漬けにしている事で回復する可能性はあまりないという点です。
勿論、一度落ちた通貨が数日後、あるいは数ヶ月後に値を上げていくことはあります。
ただ、逆に下がる可能性だってあるわけです。
下降トレンドの通貨が上昇するのを待つくらいならば、早めに見切りをつけて別の通貨を物色した方が、効率は良いでしょう。

IFD注文

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FXには、様々な注文方法があります。
それはFX用語を調べれば明らかで、数多くの注文名がFX用語の中に含まれています。
注文方法が多いということは、それだけ戦略の幅が広がる事を意味します。
使いこなせなければ逆に混乱を招く事にもなりかねませんが、この不況の中、常にリスクの軽減を念頭に入れながら注文を出す事は必須であり、そういった注文方法が多いということは、それだけ不況時でも運用しやすいと言えるのではないでしょうか。
ここでは、FX用語の一つでもある「IFD注文」についてご説明しましょう。

IFD注文とは、「If Done」注文の略です。
Ifというのは、ご存知「もし~なら」という意味の英単語ですね。
それが意味するとおり、この注文は、まず指値注文を出し、もしその指値注文約定したら、その次の注文が発動する、という形の注文方法です。
わかりやすく例を挙げてみます。
例えば、1ドル=92円50銭の相場の際、1,000ドルで92,200円を購入しようと考えているとします。
この場合、92円20銭に1,000ドル分の買い注文を出すわけです。
普通に指値注文を出していた場合は、実際に92円20銭になったら自動的に購入できますが、そこまでです。
一方、IFD注文の場合、「92円20銭になったら1,000ドル分購入し、その後92円80銭にドルが上がったら1,000ドル売る」という注文が可能なのです。
こうしておくと、実際に92,200円をドルで購入した後、更に為替レートが変動し、92円80銭になった時に自動的にそのドルは売られ、92,800円が手元に入るということになります。
これがIFD注文です。

つまり、買って売るという一連の流れを一つの注文でまとめてできるというわけです。
会社勤めで日中は注文が出来ない、という方にお勧めです。

先物取引

2009年02月11日FX用語コメント&トラックバック(0)

FXには、先物取引というFX用語があります。
このFX用語は、FX用語に限らず株などの取引でも使われている用語なので、割と知っている方も多いかもしれません。
ただ、言葉として知っている事はあっても、実際にこの取引を行った事のある人となると、結構少なかったりもします。

先物取引とは、通常の取引とは違って、現在の取引ではなく将来的な売買について約束をするという取引です。
通常の取引は、その場で価格と数量を決め、その注文と適合した売り注文がある場合に成立、という形になります。
ですが先物取引の場合、まず先に価格、数量などを決め、それをいつ売買するか決定し、約束をします。
そしてその日が来た時点で売買を行う、というものです。

この先物取引の特徴は、現時点での売買価格で将来購入ができるという点です。
例えば、アメリカドル円の取引で、現時点では1ドル=90円という場合、1000ドル出して9万円購入するとします。
そして、これを1週間後の決済日に売買を行うよう先物取引で注文したとしましょう。
そこで注文が成立したら、一方は1週間後に1000ドルで9万円を購入し、もう一方は9万円を1000ドルで売却する事になります。

ここで、もし価格に変動がなければ、先物取引の意味はありませんが、為替市場は常に動いています。
1週間後、為替レートは1ドル=95円になっていたとしましょう。
こうなると、1000ドルで9万円を購入した人は、現在ならば1000ドルで9万5千円が購入できるので、5千円損した事になります。
一方の売却側は、9万円で1000ドルを手に入れたわけですが、現時点のレートだと本来なら9万円で手に入れられるのは947ドルです。
53ドルほど得をした事になります。

これが、先物取引の特徴です。

« 前のページ