円満退社の仕方22

円満退社の仕方22

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円満退社の仕方について。転職活動をはじめるに当たって、必ずしなければならない事がいくつかあります。まず第一に現在の会社を円満に退職することです。会社に在籍していた期間が長くても短くても辞める際には、会社や他の社員の方に迷惑がかからないような退職ができるように心がけましょう。退職する決意が決まったのなら、上司に話す前に同僚に話すのはやめましょう。いろんなトラブルになる可能性があります。まず直属の上司にその意思を伝えます。退職の2ヶ月前には報告するのが理想的です。そして1ヵ月半前には退職日についての相談をします。なるべく繁盛期を避け、十分に引き継ぎできる期間を取るようにしましょう。そして1ヶ月前に退職願を提出し、10日前には取引先への挨拶等を済ませます。会社から貸与されているすべての物品を返却するのは退職日当日です。その日までには、自分の机、ロッカー、下駄箱や社用車などがきちんと掃除されて、片付いているかどうか忘れ物がないかどうかを確認しましょう。これら引継ぎ作業はしっかりと日程を組んで漏れの無いようにします。しかし、退職する時に一番ネックになるのは、上司に対して退職の意思を伝える事だと思います。まずポイントは「相談があるのですが・・・」という、あくまで相談の形で上司に話を切り出すようにしましょう。次のポイントは、自分の退職するという意思がしっかりと固まっていることです。退職の意思を伝える時には、その意志を自分の中で整理しておく必要があります。直属の上司の許可を得たからといって同僚や部下にすぐに話をするのはやめましょう。上司は後任をどうするか、業務を滞りなく進めるにはどうしたら良いか・・などを考える必要があります。それが済んで、正式に辞令があるまでは自分から話すことは避けましょう。退職理由を聞かれたら「個人的な理由」をあげるのが円満退社のコツです。現在の不満を述べたら、その改善を理由に引き止められることも考えられますし、残る側にとってあれこれ不満を言われるのは気持ちの良いことではないからです。円満退社のためには否定的な理由ではなく、「キャリアアップしたい」などの前向きな理由で話すことが重要です。予想以上に強く引きとめられる場合もあるでしょう。その時には今まで会社で教育を受けたことには感謝しながらも自分の意思を通すようにします。退職することは法律で認められた権利なので、もし揉めることがあったら労働基準監督署で相談できます。条件や待遇の改善によって引き留められた場合でも、本当に上司が自分のこれからのことを考えてくれているのか見極めることが大事です。転職後に後悔することの無いように、しっかりと退職理由を確認して自分の意志を固めることが大切です。会社や上司の引き留めに対して、退社の気持ちが揺らぐようでは、決して転職は成功しないでしょう。

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