インテリアコーディネーターの活躍

インテリアコーディネーターの活躍

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インテリアコーディネーターの仕事にはいくつかの流れがあります。
まず、お客様のお話を伺い、ニーズを把握する「ヒヤリング」から始まります。
次にヒアリングから浮かび上がってきたそこに住む人の暮らしや、スペース、予算、気候風土などを考え合わせて具体的なインテリア計画を立てていく「プランニング」というさぎょうにはいります。
そして、インテリアを構成するアイテム(インテリアエレメント)を提案、セレクトします。
家具や家電、小物や天井・壁・床仕上げ材から台所機器などの設備もインテリアエレメントになります。
それから、それらセレクトしたものの見積もりを提示し、イメージを掴んでもらう為にショールームへ案内したり、サンプルを取り寄せたりします。
お客様からの承諾がもらえた時点で、買い付け手配をします。
納入後は現場の搬入・セッティングに立会い、プラン通りか確認します。
インテリア コーディネートの大まかな流れはこのようになっていますが、ほかにお客様の要望にこたえてファブリックや雑貨などの細かな手配や照明の設定にも応じたりします。
いわばイメージをお客様に変わって形にする仕事なのです。
では第一線で活躍されているコーディネーターを紹介しましょう。
住宅から店舗・医院・オフィス等空間の設計施工コンサルティングを手掛ける松本佳津さんは女子美術短期大学造形科卒後、大手小売業で販売促進を担当。
家業の建設業を継承後独立後、現在(株)MATSU.COM ing取締役をこなしながら、コラム執筆やテレビ出演、セミナー企画、インテリア関連講師等大いに活躍されています。
“カフェのようなクリニック”というクライアントの要望にこたえて手がけた産婦人科クリニックではインテリアフェスティバル2008でIC&KS提案コンテストにも入賞。
様々な要望にこたえて、クライアントの望みをかなえてきた松本さんいわく、インテリア コーディネートを切り口に“出来ることなら何でも”というスタンスで仕事をしている。
また、お客様と現場をつなぐパイプ役であることも重要。
多くの職人や技術者の『人の手』によるものである建築は、気持ちひとつで良し悪しに影響が出る。現場がスムーズに進むように、意図をきちんと伝えることが重要。
常に自分から情報発信ができるよう心がけているそうです。
現場監理の経験も多い松本さんならではのご意見ですね。

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