インテリアコーディネーターとは

インテリアコーディネーターとは

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これまでインテリア コーディネートについてお話して聞きましたが、中にはインテリア コーディネートそのものよりも、コーディネーターという職業に興味をもたれた人もいるのではないでしょうか?
インテリアコーディネーターとは住む人にとっての快適な住空間を作るために様々な提案を行うプロフェッショナルなのです。
インテリアに関する幅広い知識を持ち、インテリアプランの作成や商品選択のアドバイスなどを行います。
家具や照明など住宅設備等のインテリアに関する色々なものに、インテリアコーディネーターは商品相互の調和や、コーディネートのポイントなどを考えて計画・商品の提案・手配をします。
「自分らしさ」と「心地よい空間」作りのために空間の大きさに対して、照明器具や家具などのサイズやバランスが適切か、などを考えたり、断熱性や遮音・吸音性(静か)なども考えたりします。
また耐水性や難燃性、安全性、耐久性など維持管理のしやすさといった性能も考えます。
そしてグレードや価値観、耐久性などを考慮しながら費用とのバランスをとります。
設備はイニシャルコスト(最初の設備費)だけでなく、その後のランニングコスト(電気・ガス代)やメンテナンスコストも考慮しなければなりません。
例えば家具の提案は、収納家具の場合は扉や引き出しが開けやすいか、加工・施工の良し悪しから快適性まで追求します。
スタイル、パターンから色や材質、光などの視覚や触覚はもちろん、環境音楽やアロマテラピーなどの聴覚や嗅覚をも含め、美しさを追求することも忘れてはなりません。
様々なインテリアに対する専門的な知識と、常に時代や流行を把握しながら、センスを磨き続けていく、職業といえるでしょう。
インテリアコーディネーターは(社)インテリア産業協会で資格試験を実施し、認定されます。
試験は一次試験と二次試験があり、ともに試験は年一回実施され、実施日はインテリア産業協会にて公表されます。
ちなみに平成21年度は一次試験が平成21年10月12日(体育の日) で、二次試験が平成21年12月13日(日)となっています。
試験科目は1次試験がインテリア商品と販売について(100分)とインテリア計画と技術について(100分)
2次試験が論文試験(80分)とプレゼンテーション試験(140分)です。
受験資格は年齢・性別・学歴・職業・経験は問われませんが、2次試験の受験資格は一次試験に合格していることが必要となります。
試験は札幌・仙台・盛岡・高崎・東京・名古屋・金沢・大阪・広島・松江・高松・福岡・宮崎・沖縄の各会場で行われます。
受験申請は受験願書・要項を取り扱い書店、または協会から購入(郵送頒布・6月下旬より販売)し、受験料を納付し、願書を提出します(8月1日~8月21日消印有効)
興味のある方は(社)インテリア産業協会までお問い合わせください。

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