デザイナーズブランド

デザイナーズブランド

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さて、たびたび耳にするデザイナーズブランド。
家具にももちろんブランドがあります。
ファッションでいえば、カジュアル、シック、モダンにラブリーなど様々なスタイルがありますね。
そしてそれぞれにファッションブランドがあります。
シャネルにヴィトン、D&G、ベネトン・・。
家具にもそれらスタイルやテイストとは別に、どんなデザイナーがデザインしたかということが重要な家具というのもあります。
そしてそれをメインに取り入れてインテリア コーディネートをすることもあります。
そこで最近人気のデザイナーズブランドを少し紹介しましょう。
バウハウスが強く影響を与えた国イタリアの「イタリアブランド」は、斬新な色使いと、外観画特徴です。
今までになかったユニークなデザインのソファや、いまでも多くのレプリカが作られているLCシリーズなど日本人に人気があります。
座る人を包み込むようなフィットした形状のMaralunga、やわらかな印象を与える丸い一人用ソファを組み合わせて使うMARENCO、ペレットを皮袋の中に詰めて自由に変形できるSACCOなど、ユニークなイタリアンファニチャーファンを生み出すブランドがあります。
代表的なブランドは「カッシーナ」「アルフレックス」「ル・コルビジェ」「マリオ・マレンコ」など。
逆にバウハウスデザインが目指した工業素材に反発して、自然素材にこだわりつつ、シンプルさを追求したのが「北欧ブランド」でしょう。
どんな部屋にも溶け込んでしまう、癖のない普遍的なデザインと温かな木のぬくもりある質感を大切にした北欧家具は、木材を多用した直線的なデザインが多く、高度な加工技術が用いられたものは驚くほど曲線的なデザインになっています。
木の素材そのものの100年近く最高の状態を保つことができるのが北欧家具の魅力でしょう。
「フリッツ・ハンセン」や「カール・ハンセン&サン」「アルネ・ヤコブセン」「ハンスJウェグナー」が有名ですね。
さらにバウハウスを大歓迎して受け入れたのはアメリカです。
アメリカはその資源力と工業力を活かして、バウハウスの新しいデザインの考え方をとりいれた家具作りをしました。
第2次世界大戦の終戦直後から、一世を風靡した20世紀(センチュリー)または中頃(ミッド)=ミッドセンチュリー時代の家具です。
整形が容易なうえに高い強度を持つスチールパイプを使用することで、曲面を多用した、さらに強度の高い家具を作ることができたのです。
テーブルやチェアの脚部に非常に美しい幾何学パターンが織り成され、特にスチールパイプの強度や弾力性を生かした作品の代表的存在は、カンティレバーと呼ばれる片持ち構造のチェアとなっています。
「空気の上に座る」というコンセプトの独特の感触を生み出した、またカラフルな色使いの家具たちは、ポップで遊び心にあふれる空間を演出してくれます。
有名なブランドとしては「ハーマンミラー」「イームズ」「ジョージ・ネルソン」などがあります。
豊かな森林資源と伝統を誇る日本が生み出したのは、木や籐などの自然素材を活かした温かみのある家具や、特徴ある民芸家具です。
「天童木工」や「カリモク」は日本の代表的なブランドショップです。
また「北海道民芸」や「松本民芸」「東北民芸」も忘れてはならない日本文化の形でしょう。
「柳宗理」はバタフライスツールがMoMAの永久コレクションに選定されている、日本を代表するデザイナーです。
民藝運動家の柳宗悦が父でもあります。
スタイルやタイプだけでなくブランドのもこだわりを持つ、それもひとつのインテリア コーディネートの楽しみ方かもしれませんね。

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