インテリアカラーのイメージ

インテリアカラーのイメージ

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インテリアカラーは、部屋のイメージだけでなく、感情を安定させたり、目や体を休めたり、作業能率を上げる等の心理的、生理的なことにも影響します。
たとえば、グリーンを取り入れた部屋は癒し効果がある、イエローを取り入れた部屋は元気が出る、などファッションカラーと同様、色には見えない力があります。
あなたが、自分の部屋に何を求めるかによって色を決めることもできますし、またどういった自分でいたい、あるいはなりたいかを創造してカラーコーディネートをすることができます。
まず、自分の好みについて、漠然と考えて見ましょう。
落ちついた部屋をお望みですか?それともポップなイメージの楽しくなるようなお部屋?
あたたかみのあるやさしい部屋?あるいはナチュラルなやわらかいイメージの部屋ですか?
趣味を存分に楽しめる部屋、情熱を掻き立てられる芸術思考の部屋、乙女チックなラブリーな部屋など・・。
次にもう少し具体的にイメージを絞り込みましょう。和風か洋風か、アジアン・カントリー・ラテンスタイル・・・様々ありますね。
好みはテーマと結びついています。
次に色の性質を具体的にみてみましょう。
色には暖色と寒色というのがあります。
赤や橙、黄は「暖色系」で、緑や青、紫は「寒色系」に分けられます。ピンクや茶色も暖かみを感じさせるので暖色に入れられます。
白や黒、グレーなどのモノトーンは冷たさを感じさせるので、どちらかといえば寒色系に分けられるのではないでしょうか。
もし、あなたがやさしい暖かなイメージのお部屋を考えているのなら、暖色系の分けられる色を選ぶとよいでしょう。
シックでシンプルな部屋を望むのなら黒や白などの無彩色のモノトーンを、爽やかでさっぱりとしたイメージした部屋なら青や緑といった寒色系の色を選ぶとよいでしょう。
暖色の中にも茶・黄・橙・赤と色味があります。
「ナチュラル」や「カントリー」などのテーマを思い浮かべた人は、自然派志向の人でしょうか。
なるだけ自然界に近い木や土の色を想像して茶系でまとめるとイメージに近くなるでしょう。
赤は情熱を掻き立てる色です。また橙や黄は元気になれる色、また心が弾む色、ポップなイメージの部屋をつくりだしてくれます。
また北側であまり日がささない部屋の壁は淡い暖色系の色で暖かみをだしたり、逆に日が良くあたる部屋の壁には夏でも涼しさを感じられるような薄い青や緑といった寒色系の色を選んだりするとよいでしょう。
冬は暖色系で、夏は寒色系でと、テーマを決めずに視覚を利用した感覚の効用で色を変えてみる方法もあります。
事務所や書斎、勉強部屋などは疲れずに、能率よく仕事ができるようにしたいので目を疲労させる彩度の高い色はさけるなど、仕事のための部屋は白や薄いグリーンなどでまとめる。
あるいは食堂は食欲を促進させる黄色系、あるいは清潔さを引き出すシンプルな白やベージュなど、ライフスタイルや機能にあわした色の選び方もあります。
カラーコーディネートは部屋の効用も左右する重要なポイントです。
インテリア コーディネートを始める前に、まずカラーイメージをマスターすることがセンスのいい部屋作りの基本になります。

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