地震保険料所得控除

地震保険の見直し事例を見ていくと、その見直しの段階で、控除に関して全く考慮していなかったという方が結構いるようです。
そういう方は、見直しをしていく段階で地震保険にも控除というものがあることに気付き、手続きを開始するという事例が結構見受けられるそうです。
つまり、地震保険の見直しには、そういう本来しておくべき事をしていなかったという事例を発見する意味合いもあるのです。
では、地震保険ではどういった控除がなされるのでしょう。
保険における控除といえば、確定申告時における「生命保険料控除」が有名ですね。
そして、地震保険においても、「地震保険料控除」という控除が存在している事を知らない方も結構いるようです。
というのも、元々は火災保険が控除の対象で、地震保険の控除というのはなかったからです。
火災保険の控除は現在廃止されており、その代わりに生まれたのが地震保険料控除なのです。
地震保険に加入している方は、手続きを行った場合、国税から最大50,000円、地方税から最大25,000円の控除が受けられます。
かなり大きな額の控除となるのです。
こういった控除は、確定申告、年末調整時に億劫だからという理由であまりしっかりと確認しない人が結構いるようです。
特に、仕事で忙しい方などは、あまり積極的ではないケースが目立ちます。
実際、確定申告を行う時期は、会社が忙しくなる時期と重なりやすいという面もあり、そういったことから控除に関して無頓着な方が増えるようですね。
ですが、この地震保険料控除ひとつをとっても、かなりの金額が免除されます。
必ず申告手続きを行うようにしましょう。